上手なケジメのつけ方。
始めてからもう一年以上が経過した、駅員アルバイト。
先日、初めて無断欠勤をした。
この日は目覚ましに気づかず、ちょっと寝坊をしてしまった。
こんな時、いつもなら連絡を入れてすぐに出勤するのに、この日はそんな気分になれなかった。
即座に携帯電話の電源を切り、何も考えずに風呂に入ってしまった。
(普段の自分は決して「所詮バイトだから」なんて軽視するようなことはしません!だから、無断欠勤をしたことに対しては十分に反省をしなきゃあならないと思ってます。)
実はここ最近、この仕事を辞めたいと思ってた。
というのも、色んな面でこの仕事が辛いと思うようになってしまったから。
もちろん良い点だって沢山あるし、だからこそ一年以上続けてきたことに違いはない。
でも、別にお金に困ってるわけじゃあないんだし、嫌だと思うなら辞めればいいんだと考えるようになってきた。
そしてある程度自分の中で決意を固めて、先月末に勇気を出して話を切り出してみた。
が、話を聞いた瞬間に駅員さんが続々集まってきて、次々に僕を引き止めようとしてきた。
「1ヶ月に1日だけ勤務でも構わないよ、別に。」
「土日は空いてるんでしょ?この駅、日曜日が意外と忙しいんだよ。」
(↑どうして一年間も仕事してる人間に、今更こんなこと言うのかな?)
「駅長さんには黙っておくからさ、もう一度考えてもらえないかな。」
あれ…自分、そんなに必要とされてたっけ?
それは素直に嬉しかったんだけど、せっかく勇気を出して言ったものをこう言いくるめられちゃうとどうしようもない。
それ以上何も言うことができないまま三週間が経ち、気がつけば今月も半分を超えてしまった。
そして、こういう半端な気持ちが先日の無断欠勤に繋がってしまったんだと思う。
結局、無断欠勤したところで怒りの電話も心配の電話もなくて、これもどうかと思うところだけど、そろそろケジメをつけたいというのが本音。これ以上、中途半端な気持ちでグダグダと続けるのはお互いにとって良くないだろう。
なんとかして、自分のこの気持ちを伝えられないものなのかなぁ…。
(なーんて書くと、駅員さんに告白するみたいでキモいな。男性駅員しかいない駅なのにね!)